なかなか暑さが落ち着かない今年も、少しずつ秋の気配が近づいて過ごしやすい日も多くなってきました。
先日は、辻井伸行さんのコンサートへ行き、天才的な技術と深い表現力を目の当たりにしました。有名なラフマニノフのピアノ協奏曲を演奏されたのですが、もう最初のフレーズと、オケがすーっと入ってきた時点で、鳥肌が立ちました。場所もサントリーホールの大ホールと、素晴らしい環境でしたので、豊かな音響を楽しみ、至福の時間でした。
また、ピアノ講師のためのセミナーにも参加してきました。
現代のお子さん達が多忙なのはもう常識。帰りが遅くてピアノを弾けない、という状況もあります。練習時間が取れない中で、どうやってピアノを上達させてあげられるか、ここがポイント、というお話。私も日々考えている問題ですので、この講義は大変有意義でした。
一番のポイントは、やはり楽譜が読めるようになること。
初見力。
はじめての曲でも楽譜が読めて弾ければ、短い時間で進みが早くなるのです。
耳で音を聴くことはとても大事です。子供は特に記憶力がいいので、聴いた曲を覚えて弾いてしまいます。ただ、レッスンをしていても思うのは、鍵盤を見っぱなしで楽譜を見ようとしない。間違えると、鍵盤を探る。そういう生徒さんもいらっしゃいます。
脳、目、耳、手の四つが均等に動かせることが理想で、それによって、脳と身体全体が活性化し、ピアノのみならず、学力、集中力の向上にも繋がると言われています。
当教室でも、楽譜を見て弾くように、指導を強化していきたいと思っています。
表現力の方は、やはり「耳」です。
自分の弾いた音を自分で聴いてみる。CDを聴いて上手な人はどんな音を出しているか真似してみる。
どちらも大切なので、バランスよく伸ばしていきたいです。
ーー現在の空き時間のご案内ーー
問い合わせがあり、変動もしております。詳しくは問い合わせからメールをいただければご返信、ご相談に乗りますのでよろしくお願いいたします。
月曜日 午前中 成人レッスン 10:30 11:15 (月2回、3回コース)
午後 16:40 18:30
ただいま、他の曜日は問い合わせあり、または満員の状態となっております。
短期間、スポットレッスンなどは対応できる場合もございますので、お問い合わせください。
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