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執筆者の写真pianosonner

ピアノ発表会


先日、ピアノ発表会を無事終えました。

今年もインフルエンザが猛威を振るいましたが、みな元気に参加することができました。


初めて出演する生徒さんも何人かいらっしゃいました。

中には緊張しすぎてリハーサルで泣いてしまったお子さんもいましたが、なんとか気を持ち直しソロ、連弾とがんばりました。ご家族の方もきっとほっと胸をなでおろし、ご本人の頑張りをたくさん褒めてさしあげたに違いありません。

去年8月から始めたばかりの生徒さんも、堂々と2曲弾きました。習うまで片手でメロディを弾く程度だったのが、半年で両手で、ペダルも踏んで立派に弾いたのですから、ほんとに素晴らしい!


目標にむかって励むこと

やりとげること

終わったあとに何を感じていただけるか


発表会はそんな大切な経験ができる機会です。

親御さんや親戚の方々にとっても、子供達のがんばる姿、成長をご覧いただける素敵な機会となったことでしょう。


去年初めて出演したときは、でたくないなーと後ろ向きなことを言っていた生徒さんも、今年は楽しく臨めたようです。

上級レベルの生徒さんの演奏は、他の生徒さんや親御さんも楽しみにしていたようですし、他の生徒さんが弾いた曲を私も弾きたいと思ったというお話も聞けました。


今回は、前回に比べ連弾に参加された生徒さんが多く、たくさんの保護者様も連弾に挑戦してくださいました。去年は出なかったけど、今年こそは、とフルタイムで働くお母様も出てくださいました。小学校でピアノはやめてしまって、長いブランクがあるけれどがんばると挑戦してくださったお母様も。またお父様も参加してくださいました。中にはチェロとピアノのデュオをされた方もいらっしゃり、盛り上がりました。

ブランクがある方のほうが多いのですが、お子様のピアノと一緒にご自分もまた弾いてみたいと思うようになられて、本当に嬉しいことです。


私は作曲の仕事を長年していたので、連弾では4曲ほど、生徒さんの希望やレベルを考慮してアレンジをし譜面を作成、それを演奏していただきました。


ご兄弟の連弾に、女の子の生徒さん4人にミュージックベルで参加してもらい、私の編曲したホルスト惑星よりジュピターの演奏、合わせ練習はたった一回しかできませんでしたが、みなさんがんばって、素敵で華やかな舞台になりました。


中上級の生徒さんは、技術と共に表現力の指導にも力を入れました。フィギュアスケートに技術点と芸術点があるのと同じで、ピアノも技術と表現力の両方が高ければ高いほど、素晴らしい演奏になるからです。

教えて、みるみる吸収して弾いてくれると、こちらも楽しくなります。

最後の生徒さんが弾き終わると、大きな拍手と感嘆のため息が聴こえました。

いつまでも、長く続けてますます上達して行って欲しいです。


毎回思いますが、我が子のように生徒たちはかわいいです。

みんなが真剣な眼差しで弾いている姿を見るとかわいくて仕方ないですね。

子供達の、計り知れぬパワーを感じ、私もまた次のステップに向かい精進していきたいと強く思いました。

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