11月末に、ピアノ発表会を行いました。
9月始めに行う予定でしたが、コロナの感染状況が深刻だっため延期になりました。ホール探しは空きがあることは滅多にないのですが、本当にラッキーなことに、ホールが空いていたのです。
延期したことにより、感染がとても落ち着いている状況での開催となり、客席も満席まで使用可能とホールからも許可がおりていました。もちろんマスク、手指消毒、出席者のリスト作りなど、コロナ対策は万全に行いましたが、今回は、おじいさまやおばあさまも観に来てくださいましたし、みなさん全員元気に出演することができました。
私の教室の生徒さんは、今回が初めての出演の方がとても多く、特に小さなお子様は、何がなんだかよくわからないままマスクをさせられ、来月は発表会!と思っていたら延期と言われ、モチベーションが下がってしまわないか、とても心配していました。
3ヶ月以上延びたので、曲を変えた方もいます。
ご本人が変えたくないと言った場合は、そのまま継続し、新しい曲は普段のレッスンとして
取り入れ、並行して練習していただきました。
発表会では、みなさんしっかり演奏され、暖かい拍手が会場に鳴り響き、至福のひとときとなりました。
発表会後に、生徒さんや保護者の方々から、開催されて良かったと感想をいただきました。ありがとうございます。
いただいた感想を紹介いたします。
・本人は楽しかったとのことです。来年は何を弾こうかなと今から楽しみにしている様子。
幼いながらしっかり弾いていて感動しました。表現、仕上げについて甘い部分もあるとは思いますが、心の成長と技術の成長等、これから楽しみにしています。来年は親子で連弾がしたいと思います。(初めてご出演の未就学生徒さん)
・去年よりも上手に弾けていて成長を感じました。親子連弾の練習は大変でしたが、一緒に練習する時間を持ててよかったです。何度もレッスンしていただきありがとうございました。他の方の演奏もみんな素晴らしく、あっという間に時間がすぎてしまいました。
(小学生の生徒さん)
・生徒の親でもお手伝いできることがあればと思いました。(教師3名で開催したため、このような暖かいご意見もいただきました。)
・人前で弾くという貴重な経験をさせていただき感謝しています。他のお子さんの成長ぶりも見られて感心します。今後も参加していきたいと思います。
・とても楽しい発表会でした。他の生徒さんの演奏を聞いて、もっと練習をして、もっと上手にピアノを弾くことができればよかった!次の発表会も絶対出るぞ!と今から意気込んでいます。(初めてご出演の小1の生徒さん)
・延期になったことで発表会の曲を長く練習することになったが、集中力が続かないことがあったり、気持ちのメリハリがつかず練習に苦労した。連弾では希望曲を弾くことができ、自分たちで決めた曲を楽しそうに頑張って取り組めて満足そうだった。参加できてよかった。(ごきょうだいで出演の生徒さん)
・ピアノの生の音を聞くことができて幸せでした。発表会にむけて練習する我が子の姿と本番で最後まで頑張った姿を見て参加できて、また発表会が開催されて本当によかったと思いました。他の方の演奏を子供がとても楽しんで聞いていました。歳の近いお兄さんお姉さんはかっこよくて刺激を受けたようでした。(はじめてご出演の小1の生徒さん)
・ソロと連弾という構成がありがたく、発表会を堪能することができました。生徒のみなさんとても上手で驚かされ、良い刺激になりました。コロナが落ち着いている時期に開催され、祖母にも見てもらうことができてよかったです。
(小学生の生徒さん)
複数回出演されている生徒さんの保護者様からは、
「自分の子以外の生徒さんの演奏を見て、我が子のような気持ちになってしまい自然と涙が出てきました」
「コロナ禍を経験して、このような発表の場を設けていただくことが、どれほど貴重で価値のあるものかを、これほど深く感じたことはなかった」
と、心温まるお言葉を頂戴しました。
いままで、当たり前にできていたことが突然できなくなってしまった。長く続けてくださっている方は、当たり前の時代をご存知だからこそ、その思いは大きいものだと思います。
とはいえ、こんな世界は早く終わって欲しいですね。
19年のクリスマスシーズンに開催したミニ発表会や、みんなで合奏など、飲食のできる発表会や、複数人で練習することができる機会が早く訪れますように。
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