ピアノ発表会パトロール

知り合いのピアノ教師が開催する発表会など、見学に行っています。

他の先生方の生徒さんはどんな曲を弾いているのか、発表会の構成、会場の雰囲気など、直接見にいくと勉強になります。

子供たちに人気のある曲、ある程度レベルが上がって来た生徒さんたちが弾きたい曲、やはり有名な曲は人気がありますね。ショパンはピアノを弾く人たちの憧れ。

大規模な発表会になると、何部にも分けて、朝から夕方まで行っているケースもよくあります。こうなるとすべての生徒さんの演奏を聴くことは難しく、自分の出番が終わったら、さっさと帰ってしまう、なんてこともあるようです。

でも、できるだけ他の方の演奏を聴くことをおすすめしたいですね。同年代の生徒さんの演奏はもちろん、年齢の違う生徒さんや、上手な方の演奏を聴くことはとても刺激になります。知らない曲だけど、いい曲だな、私も弾いてみたいな、と思うこともとても大切なこと。次なるステップへ役立ちます。

前回の発表会の連弾で、上級レベルの生徒さんが、途中で席をチェンジするシーンがあったのですが、それを見ていた小さい生徒さんたちは、かっこいい！私たちもやりたい！と興奮していました。

ある程度弾けるようになった生徒さんには、ただ楽譜通りに弾くだけでなく、聴いている人たちの心に響く演奏について指導しています。曲のレベルではありません。演奏者がいかに、その曲を理解し、表現することができるか、そこがとても大事だと思っています。

生徒のみなさんが、観客を魅了する演奏ができるように、しっかり指導して行こうと思います。