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執筆者の写真pianosonner

練習する習慣

ピアノがうまくなるために、どうしたらいいのか?

良い先生、相性の良い先生に出会うことは大切ですが、やはり家で練習すること、これに尽きます。練習しない人が週に一回レッスンに来ても上達はなかなかしないでしょう。

小学校の音楽の時間に鍵盤ハーモニカを習いますよね。片手でメロディーくらいなら、学校の授業だけ参加していれば弾けるようになるでしょう。

それよりはかなり難易度の高いことをピアノのレッスンではやるのですから、やはり家での練習が大切なのです。

部活だと、運動部にしろ、吹奏楽部にしろ、毎日朝練、放課後練、やりますよね。だから上達するんですよね。

どうしたら練習するようになるのか。それは、習慣を作ることです。(部活はそれが学校側で作られているんです。)

ピアノは好きなんだけど、練習しない。そんなお子さんに困っている親御さんもいらっしゃると思います。

小さいお子さんは、遊びたい、テレビ見たい。小学生になると、宿題がある、ゲームしたい、他に習い事もある。どこでピアノの練習時間が取れるか、親御さんはお子さんと一緒に考えてください。時間割みたいに決めてしまうのも良いかもしれないですね。お子さんがこの時間ならできると言った時間にやるのも良いと思います。

遊ぶ前に練習の時間を取る方が習慣化しやすいと言われています。遊び出すとなかなかやめられない。友達と遊びに行ったら、切り上げられない。ですからその前に。

毎日練習できるのが理想です。まとめて週に一回長時間練習するより、時間が短くてもなるべく多くの日に弾いたほうが身につきます。


練習の内容も、一度通して弾いてもいいですが、それで終わりではないですよ。

指の形、音色、弾き方をきちんと。間違えやすいところは重点的に練習。

楽譜を自分の力で読むようにすること。

覚えてしまうと楽譜を見ない生徒さんもいらっしゃるのですが、楽譜に注意点を書くので、覚えてしまっていても、練習の時は楽譜を見て、注意されたところを直しながら弾いてください。


この練習習慣、練習が嫌い、練習が雑なお子さんにとっては、習慣化するのに何年もかかると思います。根気が必要です。先生や親御さんが怖い、叱られるから練習する、というのは苦痛を伴い、良いことではありません。

私も親なので、子供がそんなに簡単に言うこと聞かないのはよくわかります。でも生徒さんは休まずにレッスンにいらっしゃいます。習慣化できているからですよね。だから練習も習慣化できないことはないと思います。淡々と、淡々と、習慣づくように家庭で取り組んでみてください。

小さいうちは、練習しなくても、なんとなくピアノ教室に行くことが楽しい場合も多いと思います。でも大きくなってくると、練習もしたくないし、弾けもしないし、では教室に行くのも嫌になってしまうものです。

年齢が上がると共に、やることが増えて忙しくなっていく中で、ピアノを続けていけた人はどんなことをしていたのか。それは、練習することが習慣化できた人なのです。


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