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  • 執筆者の写真pianosonner

ご自宅で練習する時に気をつけること

いやー、なかなかおさまりませんね。オミクロン。

オミクロンはお子さんの感染が多く、学校や園は学級閉鎖、休園を繰り返しています。

何度も学級閉鎖になってしまう生徒さんもいらっしゃり、大変だと思いますし、心配です。

当教室でも、オンライン、動画レッスンを再び行っております。

生徒さんが自宅で練習する様子は、コロナがなかったら見ることはできなかったのですが、そこで予想通りのことが起きていることがわかりました。


自宅で練習する時間は個人差はあると思いますが、教室でのレッスンは、週に30分。

自宅で練習する時間の方が長いわけですから(短い人....はもうちょっと練習してください・笑)自宅でのピアノの弾き方はとても重要。ですが、案外注意点満載なのがわかります。

以前にもブログで書いたことがあるのですが、下記の2点は気をつけていただきたいですね。

①椅子の高さ

②足がぶらぶらしないように足台を置く


教室で弾くときも、手首が下がってしまう生徒さんが非常に多いのですが、おそらく家で練習するときに、椅子が低いのだと思います。

また、教室では、足台を生徒さんに合わせて調節して置いているのですが、きちんと足をそこに置かず、はじっこのでっぱりに足をのっけて弾いている生徒さんも多いです。

大人でも、足首を組んでしまったり、爪先だけ床についていたりする方がいらっしゃいます。

つまり、家でやっていることが、教室に来ても出てしまうわけですね。教室で注意はしますが、次にいらした時に直ってないのは、家で直していないからなんですよね。


小さいお子さんの練習には、親御さんがつきそうと思いますが、楽譜を見て弾くこと(音を出すこと)だけに注目してしまいがちです。基本の基本、椅子の高さ、鍵盤より手首や肘が落ちていないこと、足がぶらぶらしていないことに、是非気をつけていただきたいと思います。


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