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  • 執筆者の写真pianosonner

マルティン・ガルシア・ガルシア

気がつけばもう6月です。梅雨入りし、天気もあまりよくない日々が続いていますね。外遊びができない日は、ちょっとピアノの練習を多めにやったりしてみませんか。


先日、久しぶりにピアノコンサートへ行きました。

マルティン・ガルシア・ガルシア。

去年のショパンコンクールで3位に入賞したスペインのピアニスト。

コンクールでの演奏では、歌いながらたのしげに弾く姿が、とても印象的でした。

おそらくこのコンクールに3位に輝いたことで、日本でもわっとファンが増えたことと思います。会場は満員。

やわらかな音、ダイナミックな音、緊張の走る無音の瞬間。

そして二階の客席まで聞こえるハミング。

とても素晴らしい演奏でした。

アンコールでは、なんと6曲も!若いって素晴らしいなと思いました。

プログラムはオールショパン。バラード、ノクターン、ソナタ などを。他の日には、ピアノコンチェルトを演奏されたりもしていて、こちらも聴いてみたかったです。ショパンはピアノコンチェルトは二曲しか作っておらず、はやりピアノ曲に特化した作曲家です。

いろんな作曲家の曲を聴き、どれもそれぞれに素晴らしいのですが、ショパンは、ピアノという楽器を知り尽くした、これ以上ないくらいの素晴らしい曲をたくさん残した方なのだと

改めて思います。

ショパンは、ある程度上達しないと、弾ける曲がありません。

でも、本当に素晴らしいショパンを、自分で弾いて知ってほしいと思います。

どうぞ、たくさん練習して上達して、ショパンが弾けるようになってください。と生徒さんたちに申し上げたいです。

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