年に一度ピアノの調律をしています。
去年新しく設置したピアノ。新しいピアノは狂いやすいです、と言われていたのですが、なるほど本当にそうで、もう一台のピアノと音が合わなくなってきてしまいました。
先日、信頼してお願いしている調律師に来ていただき調律していただきました。
やはり新しいピアノの狂いがすごかったらしく、調律にも時間がかかったそうです。
調律が済んだピアノは、とても澄み切った美しい音になり、二台のピアノはぴたっと同じ音程に。また半年くらいで下がってきてしまうそうですが、今とても音が良い状態。
生徒さんたちにも伝わるでしょうか。
生徒さんやこのブログを読んでくださっている方も、アプライトやグランドのピアノをお持ちの方がいらっしゃると思います。調律は、料金も安くはありませんし、ついついやらずに放置…していたりしませんか?
調律の目安は一年に一度。何年も放置していると、調律師でさえお手上げになってしまったり、調律代が高額になったりすることもあるそうです。
調律の世界は、私もよくわかりません。
しかし、車検を通してない車みたいなものなのかもしれないです。大切なモノはきちんとメンテナンスをしてやるべきなのですよね。
長らく調律をしていないピアノをお持ちの方は、調律の検討をおすすめ致します。
羊と鋼の森というベストセラー小説があります。映画にもなりました。調律師の話で、情景が思い浮かぶような瑞々しい文体が素晴らしい小説、映画もなかなか良かったです。ピアノを弾くシーンもたくさん出てきます。私が学生時代に弾いた曲ばかりで、懐かしくなりました。長く弾いていない曲は弾けなくなってしまいます。この映画を見て再び弾きたいなと思う曲がたくさんありました!
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